フレンチカットグランとカラー・パーマの関わり
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フレンチカットグランはカットだけでなく、カラー・パーマをより良くするシナジー効果(相乗効果)があります。
フレンチカットグラン×カラーの場合
◆フレンチカットグランしてない髪の多いカラーの方
髪が多い人、うねっている人等は、薬液の量を十分塗布しないと、髪が多いため、染めムラをおこしやすいです。
塗布時間が多くなるため、同じ時間をおいても、最後に塗った場所が早く退色します。
密度が濃いために、チャートより暗い色に見えます。
非常に不経済です。
フレンチカットグランを施した髪は、密度が整えられて、ムラになりません。
より、カラーチャートに近い色がでます。薬が大幅に節約出来ます。
- 時間が短縮
- 手触りがよい
- 痛みが少ない
- 髪に塗布しやすい
- 根元から毛先まで、より正確に均一に発色
- お客様に明るめの色を薦めやすくなり、カラーをされるお客様が増え、なにより喜んでいただけます!
(グランディールドゥワカクサ 野田講師より)
◆髪が多いとカラーが抜けやすいか講師に聞いてみると
カラーでのクレームがあるならば…
- 白髪が染まっていない
- ・思った色になっていない
- 明る過ぎ・暗過ぎる・・・
髪が多いからカラーが抜けやすいと言うのは…髪質の関係だと思うので違うでしょうが、美容師が薬剤をケチったり、塗りムラがあったら、退色が早くなる可能性はあると思います。
(美容室Diafull 【ディアフル】 樫本講師より)
①カラーのクレームという訳ではないのですが よく聞くのは すぐに髪が伸びて白髪が目立つのでなんとかならないかと 言われます。
②色が抜けるという件ですが 髪質、髪の状態(損傷状態など)で変わることは有りそうですけど量との関係は少し疑問です。ですが、全体的に色味は落ちやすいです。明度もそれによって変化するので(メーカーによっても違う)染めた時の状態が長く続くのは難しいと思います。(一部、黒染めや漢方カラーを除く)
(didi-ic hairsalon 対馬講師)
フレンチカットグラン×パーマの場合
パーマのかかりが弱い人にフレンチカットグランを入れると、根元からウェーブが出やすく、かかり良くなります。
又、いつもパーマをかけられている人なら、ロットのサイズを大きくするか、薬剤を低刺激のモノにしないと、かかりすぎになりやすいので、早めのテストをします。私は、お客様のスタイルに合わせてフレンチカットグランを施します。フレンチカットグランをした方が、スタイルバリエーションが増えて楽しめますよ。
オススメは、ピンパーマやボディーパーマ、スタイル的にフレンチカットグランがあるから出来るスタイルでは、某雑誌(○‐ル)に掲載されている様なスタイル、レイヤーがほとんど入らず、シャギーの少ないポッコリとした大き目のカールウェーブは、フレンチカットグランとの相性は最高ですね!
デジタルパーマで、ベースの長さを鎖骨位になだらかなUの字にカットして、レイヤーはナシ。その後フレンチカットグランをしてからパーマ。耳下に25ミリのカールを1回転半。ちょっとのカールネープは23ミリのカールを二段に巻。出来上がりがポッコリ、ユルカールが出来ました。仕上げはエアワックスで。お客様は大喜びでした!
(HAIR’S TERU【ヘアーズテル】 竹畑講師)
フレンチカットグランをしてからパーマをすると根元から綺麗なリッジ(立ち上がり)が出ます。緩めや強めのパーマにも対応しやすいです。意外と巻きやすかったりします。
フレンチカットグラン無しでパーマの場合、毛先ばかりがよくかかり、根元から中間部がダレやすくなり、しっかり当てようとすると毛先にダメージを受けやすくなります。
(美容室Diafull 【ディアフル】 樫本講師)
パーマにしても、ストレートパーマにしても、フレンチカットグランを入れてからの方が薬液の浸透が早く、タイムの短縮になり、そして、仕上がりは、パーマは、よりふんわり感が出て、ストレートパーマは、よりおさまりがよくなりますよ。
(ビューティーサロン アタ 三井講師)
従来のやり方だと、髪の断面が広くなるので、薬剤が浸透し過ぎてちりついたりしがちになるのを避けるために、ある程度量感を減らしたあと、パーマをかけてその後、毛先のニュアンスを出す…と手間がかかりましたが、フレンチカットグランの場合、根元から量感を減らした後にパーマをかけるので巻く手間は省けるし毛量のバランスがいい分、ちりつきはほとんど気になりません。
(hair resort hinano 片桐講師)
- なんといっても、これまでパーマをすると爆発していた多毛、剛毛の方でも綺麗にパーマをかけられる事です。
- 毛先だけスカスカ状態の髪では、削いだ部分が強くかかり、根元はパーマが弱くなります。フレンチカットグランで密度を整えれば、パーマを均一にかけられます。
- 薬の浸透が良くなり、施術時間を短縮出来ます。
- パーマのワインディングが楽になります。
- 浸透が良いので、薬の選定を弱い物が使えて、髪の毛のダメージを軽減出来ます。
- ロット選定で太いロットが使えるため、柔らかい雰囲気のパーマが簡単に出来ます。
- 無理にウェーブを出さないため、傷みが少ない。
- 根元までパーマをしっかりかける事が出来る。
- パーマの持ちが格段に良くなる。
- パーマ剤が少なく済み、非常に経済的。
- パーマ時間が少なく済み、お客様の負担が少ない。
(わかくさ美容室 野田講師より)