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一般の方から美容室・美容師さんへ逆アンケート結果報告!

一般の方から美容室・美容師さんへの逆アンケートの結果を報告します。

アンケート時期:2010.11.1~2010.12.31

アンケート形態:無記名

回答は美容師さん・理容師さん両方より頂きました。

・上手な美容師ってどんな美容師?

・感性って本当は何?

・「似合わせ」ってどうやって見つけるの?

・料金はどうやって決めるの?

等々、お客様からの厳しい(^^;)質問に誠実に回答頂いた美容師さん・理容師さんには感謝!感謝です。

Q:40歳、OL。過去、色んな美容室に行きました。長く通った所もあれば、1回で終わった事もあります。が、どの美容師さんも“自分は上手い”と自慢したり、“上手い”と感じさせようと する。そこで質問です。「上手な美容師」とは、どんな美容師の事ですか?

A1:基準はそれぞれだとおもいます。コンクールで優勝した。大型店で店長をしている。売り上げがとても多い。雑誌にでている。有名人のスタイリングをしている。いろんな「上手い」があるとおもいます。それを見極めていただければいいかなと思います。

 

A2:持ちの良いカットをしてくれる美容師が上手なのでは!あなたが満足出来る美容師が、あなたにとって上手な美容師だと思います。

 

A3:一般的に、様々なコンクールやヘアショーなどのために、日々、鍛練と勉強を怠らない美容師をさしますが…お客様にとって良い美容師は、お客様の要望に限りなく近いスタイルを提供出来る技術を持ち、そのスタイルを自分で簡単に再現できる事ができ、なおかつ、長く持続出来るスタイルを提供できる美容師です!

 

A4:お客様は毎日、自分の髪と常に一緒に過ごしています。毎日付き合っていれば、いいとこも悪いとこもあります 美容師の場合、お客様とその髪と過ごす時間は年間でも数十時間でしょう そのギャップは、計り知れないものがあります。その差をいかに縮め 普段の髪の手入れのなかでほんのささいないいことや、ちょっとした不満などを共に考えてくれる美容師が上手な美容師だとおもいます。もちろんそれを形にできる技術も大切なことですが……

 

Q2:色んな情報誌で美容室の案内を見るけれど、私が見たいのは   (必要としているのは)いくらがいくらになるか(値引き)キャンペーン    価格だけ。小さな文字で意味不明な事を書くより、金額だけ書いてくれた方が、探しやすいのに・・・。この考え方をどう思いますか?

 

 

 

B1:安さだけを求めるなら激安店がいくらでも転がっている世の中です。4000円が半額で2000円に!!なのか最初から1000円の店に行くか・・ じゃぁ1000円と2000円の違いはなにか?「小さな文字で意味不明な事」と思われているところに書いてあるはずです。

 

B2:人それぞれで、料金が安いのを選ぶ方もいれば、内容を選ぶ方もいると思います。割引率を考えるならば、もともと低料金のサロンを選べば探す手間が省けるのでは!安くて上手い店を探すよりは、上手くて納得いく価格の店を探すほうが良いように思います。

 

B3:現在の美容室の技術差を考えると、お客様が値段だけを判断基準にして店を選ぶのも仕方の無い亊と思います。どこでカットやカラーをしても同じである以上、判断材料は値段しかありません!もっと、お客様の悩みに応じた広告を明確に出来れば変わってくると思いますが…

 

B4:どこの美容室にいってもさほど変わらない現状から こういう発想に結びついているのだと思います。イメージ的な広告や宣伝は結果的に値段の競争になっていると思います。

 

Q3:美容室のカット料金はどのように決めるのですか? よく≪キャンペーン価格≫とありますが、元々の価格は店で勝手に決めるのですか?

C1:地域によってかわったり技術者によってかわったり変動的なものです。基準というものは特に決まっていません。

 

C2:自分の技術に見合って、自分が納得する料金にしています。地域性やターゲットによって店で設定してるのではないでしょうか。

 

C3:価格は店によって違い、自由に設定出来ます。価格差は地域、年代、店の方針など、求める客層などにより決定されます。他の店に無い独自の技術や薬剤などを持つ店ほど、価格設定は高くなると思われます。

C4:料金設定は各美容室の独自設定です。

Q4:雑誌で「似合わせ名人」ってよく言われますが、「似合わせ」って具体的にどうすることですか?論理的に教えて下さい。

 

 

 

 

 

 

D1:有名人と同じようになりたい・髪形を黒木瞳にしたい・じゃぁ黒木さんと同じ髪の長さ・髪の色をそのままトレースしたら同じになるのか? ならないと思います。骨格・輪郭・その他もろもろ違う人間ですのでまるっきり同じになることはありえません。しかし美容師はなりたいを顔がちがうからできませんとはいいません。その人の 骨格 輪郭 顔に合わせて髪やメイクをすることによって少しでもなりたいに近づけるそれが似合わせなんだと思います。

 

D2:誰に評価してもらうのか?だと思いますが、自分の満足度が増せば、似合ってる率も高くなるのでは?「似合わせ名人」と「押し付け名人」は紙一重だと思います。

 

D3:お客様の要望に限りなく近いスタイルを提供出来る亊で、骨格、髪質、長さを判断して、パランスの良いヘアスタイルを作る亊!

 

D4:似合わせというのはまず、自分がどういうイメージになりたいから決めていきます。そのイメージ通りになっていることが 似合っているということです。例えば、「この髪型とこっちの髪型どっちが似合ってますか」といっても答えは出てきません。それはなぜかというと人には好き嫌いがあるからです。でも聞き方をかえて 「こういうイメージにしたいのですが」ときくと答えが決まってきます。人間は色や形(線)で持つ印象はだいたい同じだからです。なりたいイメージになっている事が似合っているということです。

Q5:美容師さんがよく使う“感性”とはどういうものか教えて下さい。

E1:お客さんを見たときに 何が似合う 何をどうすればいいという美容師ならではの特殊能力だと思っています。

 

E2:美容師的な直感だと思います。自分の好み、趣味趣向が強いです。

 

E3:体の五感で収集した事(情報)を六感で表現出来る力の事。その場合、従来の手法や技法、理論にとらわれず、新しい事も柔軟に使えこなせる者をいう。

 

E4:凄く、面白い、質問ですね!^^そうですね!感性って感じる、力ですかね!例えば、町を歩きます、朝とか、昼間とか、同じ町を違う時間帯を歩くと、なんか、違うと思いませんか?季節を香りで感じたりと、、、夕暮れ時は、物悲しくなるみたいな、、朝は爽やかとか、、、五感というか、刺激というか、、、そう、感じるのは、世界中で自分だけなんです!もちろん、他の方と、共有も出来ます!年齢によって、感じ方も変りますし!年を重ねて、始めて感じる事も有ります!美容師は同じ物を100個作る事が出来ます!しかし、あえて、100個違う物を作ります!お客様という、キャンパスに、一番、感性が合う様に!!!只、仕事で、髪を切るんではなく、ワクワクドキドキしながら、施術します!そうすると、お客様が笑顔になります!笑顔を作る為に、必要なのが、感性かもしれません!昨日と同じ感性は有りません!時間と共に変化し、進化し続けています!美しさを作る上で、自分の引き出しを増やしていく事だと思います!

 

E5:感性という言葉、人それぞれで捉え方が違うんですよね。感性=ファッション的センスという意味で使ってる人が多い様に思いますが、私は本来は違う意味の言葉だと思っています。私が思う感性というのは「感じる力」だと思っています。例えば、子供なんかは大人より感性が豊(感受性とは違う)だと思います。色んな知識、常識等を身につけていくほど感性というのはすり減ってしまう事が多いんですが、それをどこまですり減らさずに残せるかが難しいところです。知的障害者の方の絵って見た事ないでしょうか?たまに、もの凄い絵を書く方がおられます。あれは正に感性の賜物だと私は思うんですが、理論や手法に捕われなくても絵が書ける。それが感性だと思います。左脳じゃなくて、右脳で物事を捉えるのが感性。ファッション的センスは、本を読んだり知識を得る事でオシャレな人になれますよね?それとは別物です。理屈じゃなく「これ、良いな」と感じる物ってあるじゃないですか〜。絵を書けなくても、絵の知識を全く持ってなくても1枚の絵を見て「この絵、好き」とか。それを多く持ってる人が感性の豊な人だと思います。普通はみんな見過ごしている事や物を見て、それに価値観を感じるのも感性だと思いますし。

 

E6:感性とは理屈で考えられることじゃありませんね。あの三冠王の落合でさえも、長嶋監督の考えていることを理解するのに何年掛かったと言っていました。ただ、芸術家の感性は、自分だけの世界でも通用するかも分かりませんが、理美容師の感性は、それでは通用しないのではないでしょうか。お客様にも感性がありますので、それを形に出来ないお客様に代わり、持てる技術を駆使してアドバイスを加えながら形に表してあげるのが仕事だと思います。この出来上がりの図が浮かんだ時に、どのようにアレンジしたらよりお客様が満足できるか、それにはどんな技術をつかったら最善か。理容師の私にはこれが感性です。

 

E7:好みのようなものではないでしょうか。

 

Q6:私は美容師さんにわたしのイメージしているスタイルを創ってもらいたいだけ。戸籍調査みたい色々と聞かれるのはちょっと・・・。それって習慣?それとも昔から決まっているのですか?

 

F1:いろいろと聞く中に美容師にとっての重要な情報があるのだと思います。たとえば お堅い仕事なのか? そうでもないのか・・結婚はされているのか・お子様はおられるのか?お客さんのイメージしているスタイルは?本当に適しているのか・・お医者さんの所に行って胃が痛いから胃薬をくれと言ってもちゃんと問診が付いてくるように長さを2センチ切ってくれと言われて2センチ切るだけが美容師の仕事ではないと思っていますので^^

 

F2:イメージしてるスタイルを創ってもらうには、イメージを伝える会話も必要になってくるでしょう。コミュニケーションの一環でもありますが、色々と聞かれたくなければ上手くスルーするか、聞いてない振りをしながら雑誌に没頭してみて下さい。単に美容師との相性が合わなかった場合も考えられますね!

 

F3:美容師という職業が、中途半端な技術職という証で、感情の無い固体を相手にする職人とは違い、人間を相手にするために空間や感情(癒しなど)も考慮する、サービス業の要素が強くなるために起こる行動です。技術的、精神的にお客様より優位に立っていれば、その要素は減っていくと思われます!

 

F4:確かに根掘り葉掘り聞くとそういう風にとられるかもしれません。一般的にはコミュニケーションをとるために行われています。ヘアーケアーなどを中心にコミュニケーションをとることが理想です。

 

F5:スタイルを造るうえで必要な情報を何気ない会話から、お聞きしている場合といわゆるルーティーン(営業トーク・無駄話)の場合があります。無言で出来上がりだけでよいのであれば、仕上がりのスタイルの(前後・左右など)イメージを完璧に伝え、雑誌などに集中していればそれ以上は話しかけたりいたしません。それでも話・質問が止まらないようならば、疲れているのでお話はできません・・・など伝えればよろしいかと(^^;((少しでも仲良くなれたら、お互いにいいことはあると思いますが))

 

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