わかくさ美容室　フレンチカットグラン体験記

〔ネット予約の新規のお客〕
「早く、人間になりたい～!」 ユーモアたっぷりの○○さんが店に来られた時の髪を見た時は、けっこうビックリでした！
髪の量、質、長さ、太さ、見た目がまさにライオンの立て髪の様です。
ライオンの毛を直接触った事は有りませんが、他に例えれない状態でした。
専用道具を基本通りに少しずつ、毛束に入れていくと、膨らんだ髪も収まり、しっとりとした感触に変わっていきます!
大喜びした○○さんが帰り際に一言！
「やっと、人間になれました～♪」

〔フレンチカットグランを求め、１年毎に来る常連客〕
「いらっしゃいませ! ○○さん、一年ぶりですね。」芦屋に実家がある○○さんは、お正月の里帰りの時だけ店に来てくれます。「野田先生、スミマセン。髪が重たくなって、我慢できずに近くの店でカットしてしまいました。しまったと思ったんですけど…」そう謝る○○さんの髪をコームでとかして見るとビックリです！
一年前に作ったはずの綺麗なグラデーションの毛束は微塵も無くなり、量を減らすために作られたバラバラの削ぎと不自然なステップ、おまけに根元に従来の削ぎバサミのまとまった切り口が無惨に髪を立たしていました。
落ち込む○○さんの毛束をワンブロックずつ丁寧に長さに合わせたグラデーションを入れ直して、なんとか全体を馴染ませて、カットは終わりました。
「これこれ、この軽さと柔らかさが普通の店では出来ないんですよね！」
○○さんの嫁ぎ先には、まだフレンチカットグランの店は無いようですが、これから広まっていきますからね!美容師なら講習会で理論と技術を学び、専用道具を手にすれば、すぐに出来る技術だから…『自分だけの技術にしたかった！』
これ、私の本音です！