フレンチカットグランのフィロソフィ
美容室の集客
美容師のメイン技術「カット」は美容室の入り口である。その入り口から新規客を集客し、次には自店のフルサービス「各種のオプション技術」を提供するという2段構えの集客しくみを持つべき。
技術・サービスの均一化
現状では、美容室を利用するお客はいつも安定しない商品を買わされている。
美容室に来る客はスタッフの客か、店の客かと、問われるが、現状では店の客とは言えない。
お客は常に均一な品質・サービスを均一な価格レベルで提供される安心を買っている。
ところが、美容師側ではこの流れに順応していない。
技術のマニュアル化なんてできない。
サービスの提供の平均化なんて無理。
美容室経営者の常識である。
しかし、自店の客の信頼を得るためには、また繁栄するためには、出来ないのではなく、出来るようにならなければいけない。
また、マニュアル化しやすい技術、品質のよい仕上がりを均一化する技術を習得すべきである。
カットの技術革新フレンチカットグランはそのすべてを勘案して構築されている。
1000円カット(時短要求)
最近は1000円カットの増加が著しい。
これは安いだけではなく、手早く済ませたいというニーズを叶えているから。
10分1000円は安くない。並みである。
カット50分の店で5000円をもらっているか?
自店の経営診断
1ケ月の売上高÷(スタッフ数×1日の営業時間×1ケ月の営業日数)=1時間当たりの売上高
1時間当たり2500円以下はダメ。
2500円以上~4000円以上を目指すべき。この数字が個々のサロンの客単価です。
従来の1ケ月の売上高÷客数=客単価と考えるのは間違い。なぜなら、稼働率が全く反映されていない。
理容・美容が生活必需でなくなってきている。その原因は、業界の価値観と社会のニーズのずれが徐々に大きく広がってきて必需ではなくなってきつつある。